分解掃除の必要性について

みなさま、早速ではありますが”分解掃除”(オーバーホール)はしていますか?

初めて聞いた方も、聞いたことがあるけどやったことは無い方もいると思います。

ですが!この分解掃除、お時計にとっては必要不可欠な定期メンテナンスなのです!

定期的に預けているという方の中にも、なぜ必要なのかご存知無い方もいるのではないでしょうか…?

今回はそんな分解掃除がなぜ時計にとって必要なのかを簡単に説明したいと思います!!

 

■分解掃除をしないとどうなるか

時計が動くために組み込まれている様々な部品、さらにその部品には時計用の油がさしてあります。

その油がなくなってきたり、固まってしまったりしてくるのが大体「5~6年」だと言われています。

(セイコーやシチズンなどの時計メーカーも案内を出しています)

油がなくなったり固まったりすると何が起こるかと言うと、部品が摩耗してダメになったり部品同士がうまく動作しなくなったりします。

その結果として「電池の寿命が短くなる」や「時刻が遅れる」「止まってしまう」等の不具合に繋がります!

それを防ぐメンテナンスこそが「分解掃除(オーバーホール)」なのです

 

■具体的にどういう作業なの?

突然ですが、これは一つの時計に組み込まれている部品をバラバラにしたモノです。

この1つ1つに付いている古い油をきれいにし、新しい油を差して組み立てる作業が「分解掃除」の大まかな作業になります!

 

■どのくらいの頻度でするメンテナンスなの?

クォーツ(電池で動く)時計は「5~6年に1度」

機械式(手巻き・自動巻き)時計は「3~4年に1度」

…が理想的なサイクルになります

それ以上も使えますが、不具合が発生するリスクが大きくなっていきます。。。

 

気に入っている時計や、記念の時計、思い入れの強い時計などであれば

定期的に分解掃除をしながら使用するのがオススメですよ!

 

店舗スタッフより